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負けず嫌いで、常に人と比べてしまうのですが、どうしたら良いですか?

他人と自分をつい比べてしまい、その度に落ち込んだり焦ったりすることってありますよね。

誰かの成功や成果を目にすると、「自分はまだまだだ」と感じてしまうのは、人間として自然なことです。

この記事では、そんな人に対する解決策を提示したいと思います。

結論

もっと人と自分を比べてください。比較が足りていません。

なぜか?

私は今、人と比べるような生き方はしていません。

一見、タイトルの悩みを持っていない人間かのように見えますが、
このテーマについて考えてみて分かったことがあります。

それは「私は本質的に誰よりも負けず嫌いで、すぐに人と比べてしまう」という点です。

矛盾しているように見えますが、その理由を説明していきたいと思います。

私が人と比べない論理的な理由

まずは、なぜ人と比べずに生きているのか?と聞かれたときに私が答える、論理的な理由からお話していこうと思います。

理由は3点あります。

  1. 上には上がいるので、人と比べるだけでメンタルを消耗してしまうから
  2. 人と比べる考え方をしていると、いつか自分の成長が止まるから
  3. 苦手なことを頑張っても時間の無駄
①上には上がいるので、人と比べるだけでメンタルを消耗してしまうから

人と自分を比べるということは、必ず自分と他人との間に順序が生まれることになります。
どんな集団にいても、No.1はたった1人だけです。

たとえ日本で一番成績が良くても、世界的に見れば上には上がいます。
世界が100人の村だったとして、全員が「No.1ではないとダメだ。辛い。」のような考え方をしているとすると
救われるのは1人だけで、残りの99人は辛いということになってしまいます。

そう考えるみると、「人と比べる」という行為は自ら辛くなるような考え方をしているとしか思えないような行動ですよね。

②人と比べる考え方をしていると、いつか自分の成長が止まるから

「人よりも自分が優れている」ということを大切にしている場合、自分がそのコミュニティでNo.1になったときに成長が止まります。

ある会社で営業成績1位を取り続けていたとしても、
ときどき「今ちょっと手を抜いてもまあ1位になれるから大丈夫」と考えてしまうことがあるはずです。

他の会社では同じような実力の人が「まだまだだ」と思って頑張っている中、
自分が「手を抜いてもいいや」という考え方をしていたら、それは自分の成長が止まっていることにほかなりません。

③苦手なことを頑張っても時間の無駄

人には必ず得意・不得意があります。
しかし、それを明確に自分で理解している人は少ないです。

Aさんは数学の勉強を20時間やらないと100点取れないかもしれませんが、Bさんは5時間やれば100点取れる
ということはよくあることです。

人生でかけられる労力は有限であるにも関わらず、なんでもかんでも人と比較し、人に勝つというのは
現実的に不可能なわけです。

…ここまで理由を書いていて、私の小学生時代を思い出すと、そうではないことに気づきました。

私の小学生時代

私は、今でこそ人と比べないような生き方をしていますが、小学校などの性格を思い返すと非常に負けず嫌いでした。

対戦ゲームで負けたときは人一倍悔しかったし、
実力が拮抗している友達にかけっこで負けた時には本当に落ち込みました。

典型的な負けず嫌いな小学生だったわけです。

つまり、私は誰よりも負けず嫌いの性質を持っている

私は非常に負けず嫌いであるからこそ、敗北を感じたときに誰よりもメンタルがやられます。
人と比べないほうが圧倒的にメンタルの安定性が高い人間なのです。

だから、「人と比べてメンタルが落ち込んでしまうんです」と言っている人は
私からしてみたら全然甘いわけです。全然負けず嫌いではありません。

本物の負けず嫌いは、「負けるのが怖いからできれば勝負したくない」になるはずなんです。

もっと人と比較して、「この考え方をし続けていたら不毛だ」と気づいたときに
始めて人との比較をやめることができると思います。

あなたがやるべきこと

ここからわかる、あなたがやるべきことは3つです。

  1. もっと人と比較して、人と比べることにメリットがないということに気づく
  2. 自己理解を深め、自分の長所と短所を把握する
  3. 自分の長所を伸ばすように取り組み方を変える

どうやったら自己理解を深められるか分からない場合は、ストレングスファインダーをやってみましょう。
それでも整理できなければ、コーチングを受けることをおすすめします。

ストレングスファインダーの受け方や、コーチングの受け方についてはまた別の記事で書こうと思っています。
このサイトの更新を楽しみに待っていてください。